その一つは刃物で粉砕する電化器具とは違い、食べ物の繊維を残して仕上げることができるという点。
すり鉢ですったごまではあのプチッとした食感を楽しむことができます。また、すりこ木を回しながらすることで素材が空気を含み、ふっくらした仕上がりに。すり鉢で作ったとろろ芋は、たしかに粘りがあって味もまろやかです。
■ミニや色物も登場!人気復活か
長らく出番のなかったすり鉢が、最近になって少しずつ人気を挽回し始めています。注目を集めているのは、ちょっと小ぶりのタイプです。色も茶色が定番だったのが、モダンな白や黒、なかにはパステルカラーのものも現れています。小ぶりなものは食卓に置いて、食器感覚で使われているようです。下味をつけておいたごまあえに、食べる直前にすったごまをサッとふりかければ香りイキイキ。すりこ木でゴリゴリ…という動作もどことなくなごめる雰囲気があっていいものです。
「する」は失うに通じることから、すり鉢は別名「当り鉢」。当たりたての香り高いごまをたっぷりふりかけ、おいしさに大当たり!といきたいものです。
参考資料
「改訂 食品事典」(真珠書院)
---------------------------------------------------------------------------------------------
すりたての香りを楽しむ小道具セット
「愛情物語」
“愛”と“情”の巾着袋と、ペアのすり鉢の詰め合わせです。すりこぎとささらの素材にもとことんこだわりました。
詳しくはこちらから>>