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■2006年12月15日配信 ごまごまメール21号

■TABERU Column「ハシゴ酒の後にはラーメンよりみそ汁を」

By:「食の企画室」 松井啓子

 ■お疲れの肝臓にみそ汁で思いやり

  冷え込んだ朝にはあたたかいみそ汁が何よりのごちそうですね。一時期、日本人に多い高血圧の原因扱いされて肩身の狭かったみそですが、各種の健康成分が含まれていることが知られるようになってからは見直されるようになってきました。
  みその効用の一つに肝機能のリフレッシュ作用があります。みそには、アルコールやニコチンなどを解毒する働きのある必須アミノ酸が含まれていて、疲れ気味の肝臓をいたわってくれます。飲んだ後は深夜ラーメンで仕上げるのでなく、できればみそ汁を。

 ■みそは、そもそも食べるもの?

  日本人がみそ汁を飲むようになったのは鎌倉時代ぐらいから。みそ自体は奈良時代からあったものの、この頃は“なめみそ”としての利用が多かったとされています。今の金山寺みそに近いもので、煮炊きに使うのではなく、佃煮のようにじかに食べていました。
  みそは保存が効くことから一般家庭で用いられる以外に、戦時の兵糧食としても愛用されてきました。米とみそさえあればなんとか飢えはしのげるとされたのでしょう。ある時は調味料にもなり、ある時はおかずにもなるみそのほとんどは、時間をかけて仕込まれた手作りみそでした。

 ●さて、ここでクイズです。

 とても重宝なみそですが、自家製のみそを各家庭が自慢しあったところから、ある言葉が生まれました。

 ・・・その言葉とは・・・?

・・・・・ここまでは、お届けしたメールマガジンの内容です。

各家庭が自家製のみそを自慢しあったところから、生まれた言葉、それは・・・

『手前みそ』

でした。

■ごま入りねぎみそで風邪返上!

 みそとごまとの相性がよいことは先刻ご承知のハズですが、風邪が流行るこの季節にご紹介したいのがごま入りのねぎみそです。ねぎみそは、昔から風邪の予防やひき初め時の風邪薬代わりとして広く愛用されてきた食べ物ですが、これを今風にひと工夫。刻んだねぎとしょうがをごま油で炒め、すりごま、みそを加えてペースト状に練り合わせ、好みの味に整えます。ゆで野菜につけるもよし、湯豆腐の味つけに使うもよし、そのまま熱湯で溶いてみそ汁にするもよし。ねぎとしょうがのスパイス効果で体もぽかぽかに…。
 ただし、みそ汁にする場合は、どんなにおいしくても“ナントカの三杯汁”などと言われないよう、二杯まででとどめておきましょう。

参考資料
「改訂 食品事典」(真珠書院)
大塚滋監修「クスリになる野菜・くだもの」(創元社)
平野雅章著「和食の履歴書」(淡交社)

ごまちゃん、ごま博士




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