#オンラインショップ

■2007年3月15日配信 ごまごまメール24号

■TABERU Column「お内裏様は右?左? ひな祭りにまつわるQ&A」

By:「食の企画室」 松井啓子

■昔々、お雛様は川を流れてた?

 早々と、冬から春へのバトンタッチが済んでしてしまった気もしないではありませんが、やっぱり暦の上で春らしさを感じるのは、今月からではないでしょうか。
 三月といえば、ひな祭り。桃の節句、女の子の節句ともいわれる三月三日は、中国で生まれた五節句行事(1月7日、3月3日、5月5日、7月7日、9月9日)のひとつです。日本では季節の節目ごとに、農作業の無事と豊作を願って催されるようになりました。人形(ひとがた)に穢れを託して川に流し、春から始まる野良仕事のために身を浄めるという流し雛の風習は古くから行われていたようです。

 ■雛飾りの左右、どっちがホント?

 今のように雛飾りをして楽しむことが広まったのは江戸時代からだと伝えられています。先日、話題になったタレントさんの十二単(じゅうにひとえ)での結婚式でも、男性の立つ位置が右か?左か?で一瞬迷ってしまうというシーンがありました。

 もともとは宮中でのしきたりに従って、お内裏様を向かって右に、お雛様を左に並べるというのが一般的でした。ところが、昭和以降は左右が逆転させた飾り方がふえ、最近では京都などの古いしきたりを重視するお宅では従来通りの右内裏、関東方面ではもっぱら左内裏と二通りの飾り方が共存しているようです。関東から関西へと引っ越しして来られたお雛様は、ひょっとすると戸惑われるかも知れませんね。

 さて、雛祭りにつきものの「菱餅」。あの春らしく淡い三色の意味をご存知でしょうか?

 「あれ、何色だったっけ?」なんていうアナタもどうぞこちらから!

・・・・・ここまでは、お届けしたメールマガジンの内容です。

 

■菱餅の三色の意味は?

ひな祭には菱餅がつきものですが、ひな人形を川に流していた時代のお供えは、よもぎなどの野草を混ぜて作った緑一色の草餅でした。これが次第に形を変え、桃の花の桃色と、雪を連想させる白を加えて、三色の菱餅へと移り変わって行ったのだとか。白、緑、桃色の組み合わせは、雪の下から新芽が出て花開くというイメージにもつながり、春らしさの象徴といえるでしょう。
 今の時代、ひなまつりのお膳にはちらし寿司が欠かせません。旬の魚介や山菜を加えた彩り豊かなちらし寿司なら、子供も大人も大喜びのハズ。仕上がりにたっぷりのごまをふりかければ、さらに栄養面のポイントもアップ。
 ちらし寿司は、別名“ばら寿司”。「モモの節句にバラ寿司」とは、いかにも女の子のお節句にふさわしい華やかさですね。

参考資料
岩井宏實「正月はなぜめでたいか」(大月書店)

ごまちゃん、ごま博士




配信した内容の一部或いは全てについて営利目的で転用することを禁じます。

 (C)Copyright 1999-2009 KATAGI FOODS CO.,LTD All rights reserved.