| ■ごまの香ばしさは400種類もの成分から
お茶屋さんの店先から何とも芳しい緑茶の香りが漂ってくる季節になりました。味覚や視覚と同様、嗅覚もおいしさにつながる大切な要素のひとつです。
おいしそうな匂いといえば、ごまを煎っているときのあの独特の香りも食欲をかき立てる芳香のひとつではないでしょうか。調べてみるとごまの香りには驚くなかれ!なんと400種類以上もの香気成分が含まれているのだそうです。
ごまの香りにどことなくなごみ感があるのは、いくつもの成分が仲良くまとまって香りの集合体を作っているせいかも知れません。
■煎ることでごまの香り成分がブレイク
香味野菜や香辛料と違って、ごまは煎ることではじめて香ります。固い表皮におおわれているごまは、生の状態では香りの成分を発散させることができません。熱を加えることで皮が破れ、糖、アミノ酸、油脂などのさまざまな成分が化学変化を起こし、ごまの芳香へと変身するのです。さらにうれしいことに、いい匂いがするというだけでなく、ごまの香り成分には抗酸化作用などの健康増進につながる効果も含まれているといわれています。
ごまは煎ることで本当のごまらしさを発揮するのです。
さて、ご家庭での上手なごまを煎り方をご紹介いたしましょう。
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