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■2007年8月15日配信 ごまごまメール29号

■TABERU Column手作りのぷるるんごま豆腐で体の中からクールダウンを

By:「食の企画室」 松井啓子

■涼しげな葛餅が夏バテを救う?

 梅雨明け宣言を待ちかねたように酷暑な日々が続いています。
 蒸し暑いニッポンの夏を乗り切るために、昔からアノ手コノ手が使われてきました。
 涼しさを目で味わうというのもその一つです。透き通って清涼感のある葛餅や葛まんじゅうを喉越しの冷たさと共に味わえば、一瞬、暑さを忘れた気分になります。

 葛餅などの表面に涼しげな透明感を作り出しているのは、豆科の植物である葛の根っこからとれるデンプン、葛粉です。この葛粉、ただのデンプンではなく、発汗を促し、解熱効果でカラダのほてりを鎮めてくれるなどの優れた薬効を備えています。
 事実、「葛根湯(かっこんとう)」という風邪薬にもなっているほど。つまり、葛は見た目に涼しげなだけでなく、体の内側からも暑さをやわらげてくれる夏にぴったりの食べものなのです。

■黒ごま豆腐も簡単に手作り

 葛は和菓子ばかりでなく、吸い物にとろみをつけたり葛あんの材料になったりして、料理にも愛用されてきました。が、何といっても葛の特長を最大限に生かした料理といえばごま豆腐でしょう。
 ごま豆腐は、すりつぶしたごまに葛粉と水を加えて煮立たせた後冷やし固めた、ぷるるんとした食感が印象的なごま料理です。
 
 ごま豆腐のキメ手になるのは生地のなめらかさ。粒々したごまをすり鉢でペースト状にすりつぶすのは大変な作業でしたが、練りごまが手に入るようになってからは家庭でも手軽に作れるようになりました。白練りごまでおなじみの味を作るもよし、黒練りごまでちょっと野性味豊かに作るもよし。練りごまと葛粉があれば誰にでも作れます。

 とはいえ、弾力があってしかもソフトなごま豆腐に仕上げるにはちょっとしたコツがあります。

 そのコツ、伝授いたしましょう!

・・・・・ここまでは、お届けしたメールマガジンの内容です。


■練って練って粘り出すのがコツ

ポイントは生地の練り加減。練りごま、葛粉、水を火にかけて煮立ったら、弱火に切り替えて練りながら煮るのですが、ここでしっかり練っておくことが大切です。

力を入れないと木じゃくしが動かなくなるくらいまで粘りのある生地にしておくと、コシがあってしなやかなごま豆腐に仕上がります。プラスチック容器で固める場合は、取り出しやすさを考えて、ラップをしくか、水をふって濡らしてから流し入れましょう。
ごまと葛、自然が育てた健康食材どうしを組み合わせたごま豆腐で、残る夏を体の中から涼しく乗り切ってください。


上記写真はレシピ集「いつものごま料理をさらにおいしく」に掲載の
カンタン黒ごま豆腐」です。こちらも是非チャレンジしてみてください

ごまちゃん、ごま博士




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